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<募集> 予約購読者・賛助会員

予約購読のお申し込み

「カスチョール」35最終特大号:1,700円(誌代1,400円+送料)

※「カスチョール」は35号で終刊となります
※お支払い:雑誌に同封の郵便振替用紙でお支払いください
※「カスチョール」は年1回のペースで発行していますが、発行が少し遅れる場合があります。どうかご了承ください。

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賛助会員

カスチョールの会では、ロシアの児童文学・文化を広く紹介するために、雑誌の発行以外にも小冊子の発行や講演会の開催など様々な事業を行なっています。そこで、上記の定期購読とは別に賛助会員として会の活動を支援してくださる方を募集しています。

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活動紹介


名誉会員のみなさん

三木 卓(詩人・小説家・児童文学作家)
1935年東京生まれ。早稲田大学露文科卒。詩集「東京午前三時」でH氏賞(1967年)、小説「鶸」で芥川賞(1973年)を受賞。詩や小 説のほか、最近再版された「ほろびた国の旅」、「星のカンカータ」等優れた児童向けの作品やエッセイ、翻訳等多くの作品がある。わかりやすく、温かいユー モアに満ちたロシア児童書邦訳のお仕事は、「カスチョールの会」メンバーにとってのお手本になっている。

法橋 和彦(ロシア文学研究者)
大阪外国語大学名誉教授。早稲田大学大学院(露文科)卒。プーシキン、ツルゲーネフ、L.トルストイ研究の権威。「カスチョールの会」で3回にわたって行ったL.トルストイに関する講演(18、19、20号参照)が好評で、岩波ジュニア新書として出版される予定。

上田 真而子(ドイツ児童文学翻訳家)
「あのころはフリードリヒがいた」等H.リヒターの3部作、M.エンデの「はてしない物語」など優れた訳書多数。2009年のカス チョールツアーに参加。「ロシア側からも見られてほんとうに良かった!」とおっしゃりながら、カスチョールメンバー達と独ソ戦犠牲者が眠るピスカリョフ墓 地に立たれた。いつも戦争の犠牲になるのは子ども達、そのことを一緒に考えていくことができる方だとメンバー一同考えている。

故エレーナ・チュコフスカヤ(作家K.チュコフスキーの孫)
『2歳から5歳まで』の著者K.チュコフスキーの孫娘。母は作家のL.チュコフスカヤ。モスクワ大学化学部卒。K.チュコフスキーには多くの孫や曾 孫がいるが、どうしてか、化学者であったエレーナさんが祖父や母の作品の出版に従事しており、そのおかげで近年書簡や日記などの貴重な資料が次々と公表さ れている。「ソビエト期の優れたものは、もう日本の『カスチョール』にしか残っていない」と言って、本会発足時からずっと全面的に援助をしてくださっている。

ユーリイ・ノルシュテイン(アニメーション作家)
世界的に有名なアニメーション監督(「話の話」「霧の中のハリネズミ」他)。日本で初上映(1985年)された際の観客のアンケート300枚を田中が露 訳しモスクワのスタジオに届けた時以来のおつきあいが今も続いている。「カスチョールがすることは、いつも優れた児童文化のためと100%信じている」と 言いながら、様々な形で協力をしてくださっている。20~24号の表紙絵は彼の作品。25号以降は彼の描いてくれた題字が「カスチョール」誌を飾っている。

A.アキーシナ(ロシア語教授法研究者)

今井 けい(イギリス女性労働史研究者)

野上 照代(黒澤映画スタッフ)
戦後、雑誌記者を経てスクリプターとなり、1950年の黒澤明監督「羅生門」以降、「白痴」を除く黒澤全作品に記録・編集・制作助手として参加。現在は黒澤組を代表する「生き証人」として、世界をまたにかけて普及のための活動をしている。「カスチョール」28号に、黒澤監督の知られざるエピソードを寄稿している。著書に『天気待ち 監督・黒澤明とともに』(文芸春秋 2001)、『蜥蜴の尻っぽ とっておき映画の話』(文芸春秋 2007)、山田洋次監督によって映画化された『母べえ』などがある。

本橋 成一(映画監督)
1960年代から本格的に写真家として活動を開始し、市井の人々の生きざまや、ベラルーシの原発汚染地帯で暮らす人々をテーマとした数多くの作品を制作。1998年の写真展「ナージャの村」で土門拳賞を受賞し、同名のドキュメンタリー映画は海外でも高い評価を受けた。2002年、映画2作目の「アレクセイの泉」で52回ベルリン国際映画祭ベルリナー新聞賞及び国際シネクラブ賞ほかを受賞している。