History
活動記録
1990年
- 日ソ両国における児童書出版状況についての共同研究を開始
1991年1月
- 「カスチョール」創刊号発行(当初は年2回刊、1999年以降は年1回刊)
- 「カスチョール」創刊号に1990年度の研究報告を掲載
1993年
- 「ロシアの子どもの本基金・たきび」開設(『折り紙の本』出版のため)
- カスチョール文庫を開設(700冊)
1994年
- 「子どもの本の家」(モスクワ)存続のためにカンパ活動実施
1995年
- モスクワで『ОРИГАМИ(オリガミ)』1万部出版(A4/48ページ)、ロシアの学校で無料配布
- 日本の絵本を旧ソ連地域へ贈る運動を開始(朝日新聞紙上にて宣言し、出版社各社へ呼びかける)
1996年
- 絵本の贈呈式(モスクワ): 200冊以上の日本の絵本(ロシア語付き)をロシア各地の図書館に寄贈
1997年
- 詩人V.ベーレストフと児童作家K.チュコフスキーの孫E.チュコフスカヤの来日記念講演を主催(於・京都国際交流会館)
1998年
- 「カスチョール文庫」所蔵の児童書のバザー売上金をロシア児童図書館へ寄贈
1999年
2000年
- 法橋和彦氏(ロシア文学研究家)講演会「L.トルストイが創った子どもたちの世界」を主催
- Yu.ワスネツォフ展覧会
- 『きみにもできる国際交流 ロシア編』(監修/田中泰子 著/田中泰子・カスチョールの会 出版社/偕成社)が出版される
- ネリ基金の開設(民族学者ニコライ・ネフスキイの遺児ネリさんを支援する基金)
- カスチョールの姉妹組織「ロシア・グラフィックコーナー」(R・G・C)が発足
- 「サンクトペテルブルクの3人の画家展」(於・大阪市立中央図書館)にRGCが協力
2001年
- 「アグネブーシカ」(翻訳集)創刊
- 法橋和彦氏講演会「『戦争と平和』読書案内―ナターシャを中心に」を主催
- ネリさん(エレーナ・ネフスカヤ)へ集まった募金を手渡す
2002年
- 「T.アレクサンドロヴァ展――花と子ども」(於・京都法然院)をRGCが主催
- 来日したM.マスクヴィナーさん(児童文学作家)との交流会を開く
- 法橋和彦氏講演会「子どもたちのおはなしを書いたL.トルストイについて」を主催(L.トルストイの写真展を同時開催)
- ポケットサイズのミニ冊子(『プージャ』『マングース』『トルストイのはなし』など)の発行
- 『わが父ショスタコーヴィチ』(M.アールドフ編著、田中泰子監修、カスチョールの会訳、音楽の友社)が出版される
2003年
- 子どものためのイベント「世界の言語と暮らし」(大阪外国語大学主催)に協力
- アゼルバイジャン共和国のチェチェン難民学校に日本の絵本(ロシア語つき)を贈る
- カスチョールミニ講演会「なぜ今チュコフスキーか」(講師:小宮山量平氏)を主催
2004年
- 第1回カスチョールの会主催ロシア・スタディーツアー(参加者27名、3/3~15)
- ツアー参加者による打ち上げパーティー
- 絵本フェアに参加(京都市立中央図書館)
- 京都YWCAが主催するロシア親子の集いに参加
2005年
- カスチョールミニ講演会「ことばより語るもの」(講師:永野むつみ氏)を主催
- ロシア語講座を開講
2006年
- ロシアを知ってもらうためのミニ講演会シリーズトーク(全6回)を行う
- カスチョール15周年記念イベント(人形劇「ハリネズミと雪の花」公演ほか)開催(於・ひと・まち交流館京都)
- カスチョール15周年記念パーティー
- 「さんびきのくま」展(於・三鷹の森ジブリ美術館)にRGCが協力
2007年
2008年
- 田中泰子講演「ロシアの動物物語の受容と影響」(梅花女子大学児童文学科公開講座)
- 田中泰子講演「L.トルストイの『金髪の王女』『ゾウ』『ライオンとイヌ』等について」(大阪YWCA主催「子どもと子どもの本の講座」にて)
- 田中泰子講演「『おおきなかぶ』について」(於・石川県立図書館)
- 田中泰子講演「『おおきなかぶ』をうえかえる?―ロシア児童文化の紹介者として」(於・東京女子大学)
2009年
- 第2回カスチョール主催ロシア・スタディーツアー(参加者41名、9/18~9/30)
- ロシアと日本の子どもたちへの読書アンケート実施
- 第12回絵本学会大会 分科会「ロシア絵本からなにをもらう?」に参加
- ロシア絵本の原画展(於・京都女子大学錦華殿)をRGCがコーディネート
- 三木卓さん、鳥越信さん、法橋和彦さん、上田真而子さん、E.チュコフスカヤさん、Yu.ノルシュテインさんが名誉会員に
2010年
- L.トルストイ没後100周年記念イベント「偉大なるバカ」フェスティバル開催(於・キャンパスプラザ京都)
- 「トルストイ展」(京都山科「一燈園」主催)に協力
- 今井けいさん、A.アキーシナさん、本橋成一さん、野上照代さんが名誉会員に
2011年
- 東日本大震災で被災された方への印税カンパ(画家E.ラチョフ遺族、作家K.チュコフスキー遺族の方より)を仲介
- 当会の協力の下、『100万回生きたねこ』(佐野洋子作・絵、Yu.コヴァーリ再話)をロシアで出版
2012年
- 当会主宰・田中泰子が、ロシア国家賞プーシキン・メダルを受賞
- NHKラジオ第一放送「『私も一言』夕方ニュース」に田中泰子が出演
- 「挿絵が僕らにくれたもの」展(於・三鷹の森ジブリ美術館)にRGCが協力
2013年
- 田中泰子プーシキン・メダル受賞記念パーティーを京都で開催
- 田中泰子講演「おおきなかぶの話」(於・河内長野市立図書館)
- 田中泰子講演「森は生きている」(於・河内長野市立図書館)
- 田中泰子講演「A.プーシキンの『金の魚』の新しさ」(於・河内長野市立図書館)
- 田中泰子講演「『カスチョール』と共に歩んだ20年」(日本ユーラシア協会大阪府連主催)
2014年
- ブックフェアと原画展「ロシア絵本のどうぶつたち」を開催(於ギャラリーnowaki)
- 田中泰子講演「L.トルストイの『いろは読本』」(大阪YWCA主催)
2015年
- 「陽明丸 奇跡の大航海」神戸展(於・神戸アーカイブ写真館)にて田中泰子が講演
- 田中泰子講演「おばあさん先生の独り言―いま、語りたいこと―」(於・吹田市立中央図書館)
- 田中泰子講演「マルシャークの『森は生きている』について」(於・静岡市立中央図書館)
- 田中泰子講演「もっと知りたい!おとなりの国 第3弾ロシア~住んでわかった北の国のこと~」(於・吹田市立千里図書館)
2016年
- 「カスチョール」誌と「アグネブーシカ」誌の全バックナンバーを寄贈
≪日本≫ 大阪大学/神戸親和女子大学
≪ロシア≫ レーニン図書館/モスクワ大学・アジア・アフリカ研究所日本語科/民族友好大学/ペテルブルク・ナショナルライブラリー/
ペテルブルク大学東洋学部日本語科
- ブックフェアを開催(於・FUTABA+京都マルイ店/青山ブックセンター代官山店)
- サンクト・ペテルブルクのプーシキン記念中央児童図書館にて「カスチョール展」開催
- 田中泰子講演「S.マルシャークの『森は生きている』」(於・大阪YWCA専門学校)
2017年
- 東日本大震災の被災地へロシアからの印税カンパ(画家E.ラチョフ遺族、作家Yu.チュコフスキー遺族の方より)を届ける
- 「カスチョール」オリジナルTシャツを作成(4色3図柄、現在絶賛発売中)