Jun 30, 2014

ねこくん いちばで ケーキを かった

ねこくん いちばで ケーキを かった―ロシアのわらべうた ユーリー・ワスネツォフ 絵/たなか ともこ 編訳 岩波書店 2014

森の国ロシアに伝わる楽しいわらべうたの数々を「カスチョール」誌編集長、田中友子編訳でお届けします。絵は、ロシアの国民的挿絵画家ユーリ・ワスネツォフ。ねこやうさぎや白鳥など、たくさんの動物が登場する楽しい絵本です。 全国の書店でお求めいただけます。あなたの本棚の1冊にぜひお加えください。(1,500円+税) 『ねこくん いちばで ケーキをかった』が平成27年度児童福祉文化賞推薦作品に選ばれました。

内容紹介 「ねこくん いちばで ケーキをかった/そのあと とおりで 白パンかった/ひとりで たべてしまおかな?/ボーレンカにも あげよかな?……」ロシアの国民的挿絵画家、ワスネツォフが絵をつけたわらべうたを選りすぐりました。登場するのは、ねこやうさぎ、白鳥などたくさんの動物たち。素朴であたたかい味わいの1冊です。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ワスネツォフ,ユーリー 1900‐1973。ロシア西部の古都ヴャトカ(現キーロフ)で育つ。レニングラード(現サンクトペテルブルク)の美術大学でキュビズムに触れた後、国立出版所児童書編集部のレーベデフの下で働く。素朴で色鮮やかな絵を得意とし、昔話やわらべうたを素材とした絵本を数多くつくった。『おててのことりさん』(1964)と『虹のわっか』(1969)の2冊で1971年にソ連邦国家最高栄誉賞を受賞 たなか/ともこ 田中友子。1971‐。大阪府生まれ。京都芸術短期大学卒業後、モスクワ国立映画大学で学ぶ。ロシア児童文学・文化研究誌「カスチョール」の執筆・編集に携わる傍ら、ロシア絵本文化の紹介を行う

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